ダイエット

ケトジェニックダイエットの真実!脂肪燃焼の仕組みと知られざるリスクとは?

エニタイムフィットネスパーソナルトレーナーの大澤匠です。

最近話題の「ケトジェニックダイエット」をご存じでしょうか?

「短期間で体脂肪が落ちる」「糖質を食べなくてもエネルギーが続く」などのメリットが注目されていますが、**本当に効果があるのか?リスクはないのか?**と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

今回は、ケトジェニックダイエットの基本ルールやメリット・デメリットを解説し、トレーナー目線で「本当におすすめできるのか?」を考えていきます。


ケトジェニックダイエットとは?

ケトジェニックダイエットとは、糖質を極端に制限し、脂質を主要なエネルギー源とする食事法です。

通常、私たちの体は糖質(炭水化物)をエネルギー源として利用します。しかし、糖質の摂取量を大幅に減らすことで、体が脂肪をエネルギー源として使う「ケトーシス」状態になります。

✅ ケトジェニックダイエットの基本ルール

  • 糖質は1日50g以下に抑える(主食や甘いものは基本NG)
  • 脂質をしっかり摂取する(全摂取カロリーの60~70%)
  • タンパク質は適量(体重×1.2~2.0g程度)
  • 食物繊維・ビタミン・ミネラルを意識的に摂る(野菜やナッツ、種子類)

✅ OKな食品

  • 肉類・魚類・卵(タンパク質+脂質源)
  • アボカド・ナッツ類(良質な脂質)
  • オリーブオイル・ココナッツオイル(エネルギー補給)
  • チーズ・生クリーム(低糖質の乳製品)
  • 葉物野菜(ビタミン・ミネラル補給)

✅ 避けるべき食品

  • ご飯・パン・パスタ・麺類(糖質が多い)
  • イモ類・根菜(じゃがいも・人参など糖質が多め)
  • 果物(バナナ・りんごなど)(糖質が高いものはNG)
  • 甘いお菓子・ジュース(糖分が多すぎる)

ケトジェニックダイエットのメリット

✅ ① 体脂肪が燃えやすい(脂肪燃焼効果) 糖質の代わりに脂肪をエネルギー源とするため、体脂肪が効率よく燃焼されやすい

✅ ② 空腹感が少なく、食欲をコントロールしやすい 脂質をしっかり摂ることで、満腹感が持続しやすく、食べ過ぎを防ぐ

✅ ③ エネルギーの安定供給 ケトーシス状態では、血糖値の急激な変動が少なく、長時間安定したエネルギー供給が可能

✅ ④ 短期間で体重が落ちやすい 糖質を控えることで体内の水分が抜けやすく、短期間で体重減少が見込める


ケトジェニックダイエットのデメリット・リスク

❌ ① ケトフル(倦怠感・頭痛・めまい)が起こることがある ケトジェニックを始めたばかりの時期は、糖質不足による**「ケトフルー(ケトジェニックフルー)」と呼ばれる症状**(頭痛・だるさ・集中力低下など)が起こることがある。

❌ ② 筋肉量が減少する可能性がある 糖質を極端に制限すると、筋肉を維持するエネルギーが不足し、筋分解(カタボリック)が進む可能性がある

❌ ③ 食事のバリエーションが少なく、継続が難しい 主食や果物を食べられないため、食事の楽しみが減り、飽きやすい

❌ ④ 長期間続けると健康リスクがある可能性も ケトジェニックダイエットは高脂質の食事が中心のため、長期的に行うと血中コレステロールや腎臓への負担が懸念される


ケトジェニックダイエットの由来と歴史

ケトジェニックダイエットはもともと1920年代にアメリカの医師たちによって、てんかん治療のために開発された食事法です。

糖質を制限することで脳のエネルギー源を「ケトン体」に切り替え、てんかん発作の頻度を減らす効果があるとして注目されました。

その後、ボディメイクやダイエット業界で「脂肪を燃やしやすい体質になる」として活用されるようになり、現在では「短期間で体脂肪を減らすダイエット法」としても人気を集めています。


まとめ

✅ ケトジェニックダイエットは、糖質制限をすることで脂肪をエネルギー源として活用するダイエット法。
✅ 短期間で体脂肪を落とすには有効だが、長期間続けるとリスクもある。 
✅ 筋肉量を維持しながら痩せるなら、適度な糖質摂取+筋トレの組み合わせが最適!

「効率よく体脂肪を落としたい!」という方には、パーソナルトレーニングであなたに最適なトレーニング&食事プランを提案します!

💡 短期間で結果を出しつつ、リバウンドしないダイエットを目指すなら、ぜひパーソナルトレーニングをご活用ください!